病気のプロフィール

2004年6月中旬左胸だけ大きくなる。2週間と待たずに赤く2倍の大きさに。
2004年7月上旬おみくじで大凶を引き病院へ行くことを決心。どこへ行っても乳腺炎と診断されるが一向に快方に向わず。
2004年8月下旬4番目の病院にて乳がんと判明。29歳での告知。浸潤性乳管がんのVb期。病巣が大きいため抗がん剤治療(FEC療法5クール)をうける。
2005年1月上旬手術 左乳房切除、リンパ節郭清。病理結果により炎症性乳癌と判明。リンパ節転移29/35 VC期。ホルモンレセプター、ハーセプテストともに陰性。
2005年1月下旬放射線治療始まる。50グレイを25回に分けて照射。
2005年3月下旬抗がん剤治療(タキソテール 6クール)開始。
2005年7月下旬タキソテール6クール終了。以後経過観察。
2005年12月17日ハミングバード、天国へ旅立つ。

詳しくは100の質問を見てね


家署名の件ペン


皆さんにお願いした署名が39,081名分集まり、先日5月10日に尾辻厚生労働大臣へ要望書と共に提出されました。 署名にご協力いただいた皆様、また趣旨をご理解してくださった皆様、どうもありがとうございました。 詳しくは下記のページをご覧ください。
http://home.s00.itscom.net/777/kaigo/



2005年08月31日

お疲れちゃん

青い.jpg

今日で8月もお終い。
なんだか今月は長かったなあ。
治療を始めてから毎日が夏休みって感じだったけれど
投薬も、ボランティアも、仕事もないっていう状況だった
からかな。本当にゆっくりできた。途中、首を腫らすなど
のハプニングはあったけどね。

特別、どこかへ出かけたわけではなかったけど
心はいつだって旅をしていたような。

そんな旅にお付き合いくださってどうもありがとう。
来月もよろしく。




posted by ハミングバード at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | つれづれなるもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

会社

百太郎(加工6).jpg

私が20歳の時に入社して8年ちょっと勤めた会社が
ある。従業員400人ほどの田舎の中小企業。経営者
を含め90%ほどの人間は変わり者で、みんなが築い
た伝説は今もなお続いている。

そしてトーゼン、怖い話だってある。

夜、営業所に最後まで一人で残っていると足音がして
ドアの前でピタッと止まっていくのは日常茶飯事。たま
に警備のおじさんだったりするらしいけど、夜の12時
過ぎに一人でいるのだから、おじさんでも正体不明でも
かなり怖いという。

一階が工場で、二階に私たちの営業所や他の部署の
事務所があった。合わせて70人くらいの人間がいた。

私がトイレで化粧直しをしていると、私の後ろを通って
誰かがトイレに入った。

(・・・あんな制服、あったっけ?)

見ると誰もいない。


廊下を歩いていると更衣室の方から白いシャツに黒い
ズボンの人が歩いてくる。

(ああ、Iさんだ。ちょっと痩せたなあ。ん?Tさん?)

顔のあたりがぼんやりとしか見えない。不思議に思って
いると、すれ違うときにその人は消えてしまった。
結局、その時Tさんは事務所にいたのだ。


工場が忙しいときは全社員が駆り出されて土日返上で
現場を手伝う。2〜3人で組んで機械を回す。

回ってる機械の奥に足が見える。

(あんなところで何してるんだろう。それに見覚え
のないスニーカーだな。誰だろ)

よく見たら、足しかなかった。


古株のおばさんが言う。

「この辺りは昔、刑場だったのよねえ」


夫も私もこの職場で一緒に働いていた。
結婚して、例のアパートで暮らしていたある夏の晩。
夜には涼しくなっていたから、きっと今頃の時分だ
ったろう。8畳間で夫が眠っていた。もう12時を
過ぎていた。

「うーん、うーん」

夫がうなされている。まあ、いつものことだと思って
いたら。

「ぅぅぅ−−、ぅわあ、うわああああああぅぅぅ」

いつもと違う脅えきった声を出した。
急いで起こすと、夫は汗をびっしりかいて
黙り込んでいる。

「怖い夢でもみたの?」

「・・・・・・・・・。」

「ねえ」

「・・・・・・・・・。」

「どうしたの」

「怖いから、いい・・・」

「話したほうが楽になるよ」

「・・・・・・・・・・。」

夫がしぶしぶ話した夢の内容はこうだった。



夢の中で夫は事務所にいた。一人で残業になって
しまい、とうとう1時を過ぎてしまった。やっと仕事を
終えて帰ろうと窓の鍵を確認していると目の前を着物を
着た女の人たちが一列になって歩いている。
事務所は二階。女たちは宙を浮いているのだ。

夫に気づくことなく女たちは夜の中を歩き続ける。



そこで、私に起こされたと言う。
私は話している夫の体が震えているのに気づいた。
こんなに怖がるなんて。

会社の裏には、きものの専門学校があった。
専門学校というよりは個人のお家でやっているお教室っ
て感じだったのだけれど。私たちがいた時に生徒さんが
いたかどうかは分からない。少し古い感じの看板が更衣
室からよく見えた。

夫が話した女たちは古めかしい格好だったらしい。
あれが何だったのか分からない。ただ女たちの歩いていた
ちょうど真後ろにその学校があったのだ。














posted by ハミングバード at 22:32| Comment(8) | TrackBack(0) | 怪談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月30日

黄金の果実

神々の宴席に投げ込まれ、トロイア戦争の元になった
美の象徴としての黄金の林檎やヘスペリデスの園にあり
竜が番をしているという黄金の林檎はギリシア神話に
登場する。『ニーベルングの指輪』の女神フレイアが守る
黄金の林檎は若さをくれるという。


でも、でもりんごってどう見ても黄金の果実じゃない
じゃない。私の中で黄金の果実と言えばだ。
甘くって、みずみずしくて、黄色くて。
民話の『やまなしもぎ』ではお母さんの病気まで治す
魔法の果実だよ。あの話を思い出しながら食べると
より一層、素晴らしい果物のような気がしてくる。
そりゃ、黄金の梨より黄金の林檎の方が語呂もいいし
絵になるけれど。日本の風土に合うのは梨。あの枯れ
た感じの黄金ぶりが好きだ。
どうして、こんな話をしているかって?昨日、茨城から
梨が届いたんだけど、これがおいしくておいしくて。
極楽、極楽。まあ、なんていうか梨は茨城でしょ!
特に千代田町。巨峰も栗も最高なんだ。

ちなみに伝説上の果実がその表記どおりの果物とは限ら
ない。みんな何かの象徴だったりするし。エデンの園の
りんごも、アンズの木ではないかという説があるらしい。



『やまなしもぎ』

あるところにお母さんと三人の兄弟がおったと。
名を太郎、次郎、三郎と言ったと。

ある時、病気で寝ていたお母さんが奥山にある
やまなしが食べたいと言った。そのやまなしは
沼のほとりにあって恐ろしい沼の主がその番を
しているんだと。

太郎がやまなしもぎに出かけるが帰ってこない。
続いて次郎も行くが帰ってこない。
とうとう、末の三郎が行くことになったんだと。

途中、古い切り株の上に座ったばあさまが三郎に
水をくんでくれと頼んだ。三郎は快く引き受けて
ばあさまに水を渡した。するとばあさまはお椀と
短剣を三郎に渡し、やまなしまでの道を教えてく
れた。

ばあさまの言うとおり先を行くと三本の笹が

ゆけっちゃ かさかさ ゆけっちゃ かさかさ

次はきつつきが

ゆけっちゃ とんとん ゆけっちゃ とんとん

そしてひょうたんが

ゆけっちゃ からから ゆけっちゃ からから

と三郎が迷わないように道を教えてくれる。

そうして、とうとう大きな沼のほとりのやまなし
の木にたどりついた。すると今度はやまなしが

ひがしのえだはおっかない
にしのえだはあぶない
きたのえだはかげがうつる
みなみのえだにのぼりんさい

と枝を鳴らす。

三郎は言われたとおりに南の枝に登り、なしを
取った。ところが、降りるときにうっかりと沼の主
に見つかってしまった。襲いかかる主に三郎は
ばあさまにもらった短剣で切りかかり、その腹
の中にいた太郎と次郎も助け出した。
ぐったりとした二人にばあさまのお椀で水を飲ま
せると元気になった。

三人は仲良く家に帰ったと。
やまなしを食べたおかあさんの病気はけろりっと
治り、親子四人で仲良くくらしましたとさ。
どんどはれ。














posted by ハミングバード at 16:44| Comment(13) | TrackBack(0) | お料理? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ギョギョッ

アパートの近くに珈琲専門店がある。
喫茶室もあって、なかなか雰囲気もいい。

ただマスターがちょっと変わってて、常に無愛想だ。
コーヒー以外のものを頼むと更に機嫌が悪くなる。

「トーストください」
「○○ランチください」
「☆☆パン、テイクアウトで」

「少しお時間がかかりますがよろしいですか」

3、40分は普通に待たされる。
何故なら頼まれてからパンを焼くからだ。
こだわりのドイツパンはおいしい。だけど、かなり面倒そうに
ふてくされてオーダーを受ける。だったらコーヒーだけにしな
さいよ、マスター!と思うけど、最近はあまり気にしてない。
偶然、映画館で会ったときには愛想がよかった。働くのが嫌
いなだけかもしれないな、うん。


そのお店には熱帯魚がいる。
白地にオレンジの斑点があって、鯉が小さくなって水槽にいる
感じなのだがア○○サ○ヴ○○○ラ○○○ド○○○ニみたいな
立派な名前を持つ、突然変異で生まれた希少な魚らしい。


この間、そいつが横倒しになっていた!!

(ギョッ。死にかけ・・?いや、まさか、それだったら
 お店には出しておかないよね)

するとおばさんが

「あっら〜、このお魚、横になってるわよ〜」

するとマスターが




「ああ、それ、ふてくされてるんですよ」




(な、なんですと?!ふて寝でございますと?)


「夏休みに入ってから、お子さん連れのお客さんが多いの
ですが、子どもたちが水槽をたたいたりするもので、ふて
くされてるんです。夜になったら元気になりますよ」

魚には魚のストレスと、ストレス解消法があるのねーー。
ア○○サ○ヴ○○○ラ○○○ド○○○ニにちょっと親近感。

それにしても魚も飼い主に似るんだなあ。

posted by ハミングバード at 11:27| Comment(12) | TrackBack(0) | つれづれなるもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月28日

新居

百太郎(加工6).jpg

前に新居を探した話を書いたけれど、最終的に住むことに
決めたアパートも実はおかしなところでした。


そこは2LDKのアパートで、北側に6畳間があってそこが
寝室。キッチンと居間を合わせて確か12畳くらいあって、
その隣に8畳の部屋。8畳の部屋にはパソコンや本を置い
て趣味に興じる部屋とした。日当たりもいいし、嫌な感じも
しないしかなり気に入って決めた物件だった。

それなのに、まず寝室で金縛りにあうことが多かった。
金縛りは日常茶飯事だったから、ものすごく怖いわけでは
なかったけれど、枕元に女の人、足元に男の人がいたのだ
からたまったものではない。私はあまり見える方ではない
けれど、たまに見えてしまうのだ!姿が見えるのはやっぱり
嫌だ。うんうん言っていると夫が起こしてくれる。夫も金縛り
にあってうんうん言っているので揺り起こす。すると今度は
私がかかる・・の繰り返し。どうやら二人いっぺんにはかけら
れないらしい。しかも夫が見たのは男女の霊ではなく「白馬」
だった・・。さわやかに駆け抜けて行ったとか。私もそっちの方
がいい〜。でもこの部屋はさすがに空気が荒んでいた気が
する。あまり入る気がしなかった。

それから8畳の部屋も金縛りにあう場所だ。
その部屋にいる時間が長い夫はよくうなされていた。自分の
体の下で誰かが横になっていて息を吹きかけられたり天井ま
で持ち上げられてぐるぐる回されていたとか。でも不思議と
怖くないという。私はぐいぐい引っ張られるような嫌な金縛り
ばっかり。夫の方が好かれていたみたい。私は邪魔だったの?

そして玄関。アパートって明り取りがなくて暗い玄関って
多いと思うのだけど、最初から母が「ここの玄関は嫌だ」
って言っていた。「ふーん、暗いのって当たり前じゃない」
って言うのに、暗い顔して無言なんだよね、母は。それでも
あまり気にしないでいたら、姉のお友だちが遊びに来た時に
そのお友だちが「ハミちゃんには言わないで欲しいのだけど
あそこの玄関、空間がゆがんでる感じがする」って言ってい
たらしい。黙っていてと言われたくせに面白がって私に言う
姉なのであった。母も変だって言っていたから妙に納得して
しまった。

その玄関近くの洗面所。広くて気に入っていたのに、何故か
うがい用のコップにいつの間にか水が溜まってる・・。
それもね〜あふれんばかりに溜まってるの。少しだったら捨て
忘れかと思うでしょ。違うの、たっぷりなの。

折角、見つけた物件がこれ。ここに2年半くらいいたけれど
この時は夢見が悪かった気がするな。実害といえばそんなも
ので文句を言いながらもかなり精力的に働いていたし、病気
もしないし意外に快調に暮らしていたのでした。








posted by ハミングバード at 23:35| Comment(10) | TrackBack(0) | 怪談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日、海の夢を見た。

見知らぬ子どもたちと海にいて、私は小さな男の子を
だっこして一緒に歌を歌った。男の子は温かだった。

うーみーはひろいな おおきいな

つーきーがのぼるし ひがしずむ

大きな大きな声で歌った。
海はもっともっと大きかった。
気持ちが良くて、涙が出てきた。


朝起きたら、気分が良くて、体が軽かった。



海の夢は健康のシンボル。
病気の人は回復に向う。

また海は潜在意識を、海辺は表層意識を表すともいう。

水はその人の心を表す。














posted by ハミングバード at 22:37| Comment(9) | TrackBack(0) | 夢としりせば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月27日

TXTの副作用

クイーンオブゴーモーになりそこねました。
やはり最後のタキソテールの影響で髪が抜けています。
下まつ毛も抜けてきた。そうそれで、1ヶ月、投薬を休んだ
間に生えてきた髪の毛たちがハラハラと散っている。そして
散りつつも新しい毛が生えている。なんかそれがまるで逃げ
ながら最後尾を守って敵と戦う殿(しんがり)の武士みたいな
風情があるんだよねえ。不屈って感じ。がんばれ、殿。
ホットフラッシュはやや軽めになった。
手足が未だにしびれているけど。
あまりにショックで忘れていたけれど顔のほくろの色が濃く
なった・・。まさかと思っていたら夫にも指摘された。
本当なんだな・・。うう。

タキソテール(TXT)の副作用・まとめ

☆6回目の副作用

倦怠感、胃もたれ、味覚障害の症状が比較的軽かった

投与後2日目から2日間は寝てばかりいた

感染症(ネコひっかき症)をおこし、頸部リンパ節が腫れた

投与後の約2週間後に手足のしびれを感じた 
5週間目でもまだおさまらない 今までで一番強い
生活に支障をきたすほどではない

顔のほくろの色が濃くなった(日焼けには気をつけてたのに)
これはいきなりというよりは徐々にそうなったのだと思う

☆5回目の副作用

倦怠感と胃もたれで点滴をして2日目から二日間寝込む。

投薬後一週間ほど舌が荒れた。

手の爪が半分ほどはがれ、はがれた部分が一部緑色になった。
(恐らく緑濃菌による感染症)

☆4回目の副作用

倦怠感と胃もたれで点滴をして4日目から二日間寝込む。

とにかくホットフラッシュ。夜、布団の必要なし。
冷房の効きすぎているところでは暖かくなって助かる
という意外な利点あり。

倦怠感で機嫌が悪くなる時がある。(特に夜)気分の
コントロールがきかないほうが私にはストレスだった。

指先が痛くて力が入らない。

☆3回目の副作用

全体的に胃もたれ、倦怠感。ただし最後の一週間では
食欲がでてきていた。
ややのどの痛みあり。前回ほどではない。
睡眠も結構よくとれるようになってきた。
あと超脱毛。髪の毛は地道に伸びてきた短い毛も容赦
なく抜けていく。ただし柔らかい毛は残っているし、
今回は眉毛とまつ毛は抜けない。私もマスカラを塗ら
ないなど刺激を与えないようにしている。

生理が止まる。軽く顔のほてりあり。
抗がん剤治療中に生理が止まることはある。ほてりは
生理が止まった影響でしょうとのこと。
今まで順調に来ていたので少し驚いた。

☆2回目の副作用

当日 眠気

2日目 元気

3日目 午後より吐き気 頭痛 倦怠感 食欲不振

4日目 朝の吐き気 首、腰痛い 食欲不振 頭痛
    左足、両手首痛みとともに痺れ

※甘みをあまり感じない 味が薄い(一回目もそうだった)

5日目 食欲不振(食べるのが疲れる)倦怠感
    体を動かしたほうが楽だけどあとでどっとくる 

一週間〜二週間 頭痛 腰痛 軽い倦怠感 のどの痛み
従来のアレルギー症状(花粉症)が強く出る

☆1回目の副作用

翌日    倦怠感、顔の火照り、手の甲に軽い発疹
      
3〜4日  体がきしむ、足腰が痛む、頭痛、倦怠感あり、食欲減退
        朝の腹痛

1週間後  軽い味覚障害(口の中がごわごわする、ただし味は分かる)
        足に発疹(すぐにひく)
        朝の腹痛

2週間後  脱毛 脱毛開始3〜4日前より頭痛

常時、倦怠感はあったが、さほどではなかった。
全体的に副作用は軽め。
体がきしんであやつり人形みたいだった。



以上、計6回のタキソテール時の副作用でした。
posted by ハミングバード at 21:37| Comment(6) | TrackBack(1) | 抗がん剤治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夏バテ

夏バテして、数日眠ってばかりおりました。

ぐうぐうぐうぐう

ぐうぐうぐうぐう

こうして文字にすると幸せそうだね、私。

食欲がなくてごはんを抜いてみたりなんかして。
ごはんを食べると気分が悪くなったりして。

でも体重は落ちてない。

バテてる割には健康そうだ。

こういうのナイスバディっていうのでは?!
いやもしかして夏バテしてないのでは?!

でも、もう気持ち的に夏に負けてるのは確か。
陽射しが強すぎるっ。ううう。


話はいきなり変わるのですが、母が足の指を骨折したの。
なんか最近、出番が多いじゃない。そんなにネタ提供
に張切らなくていいから健やかに暮らしてほしいよ。

この間、私が帰ったときにソファの角に足の指をぶつけて
骨折してしまいました。

ガガガーーーーッと転んで、私の目の前をくるんくるんって
転げまわっていたもの、本当に痛かったんだなあ。あれ。

2月に姉もテーブルに足を強打して指を折っていたから

「骨折じゃないのお」

なんて軽い気持ちで近所の整形外科に行ったら

「骨折してるのは確かなんだけどレントゲンに腫瘍が写ってます」

ときたもんだ。腫瘍って言ったって色々だと思いながらも
そう聞いてゾッとした。

数日後、紹介された大きな病院で詳しく見てもらったら
軟骨腫という良性の腫瘍で、骨の内部が溶けて空洞化
してしまうらしい。(良性でも怖いよね)そこをぶつけた
のでもろくなっていた骨が折れたとのことだった。骨が
くっついたら空洞化した骨を埋める手術を今度するんだ
って。はああ、驚いた。

ちなみに姉は立派な骨の持ち主だが折れた。
きっと半端じゃない力を加えたに違いない。見た目に似
合わずすごい馬鹿力で平手でぶつ時に「ヴヴヴヴヴン」
って音がするの。最初、クマンバチが近づいてきたのか
と思ったもの。「あっ」っと思ったときにはヒットミー。首が
もげるかと思いました。あと母と取っ組み合いの喧嘩して
指を握りつぶしたこともあるし。
怒った姉は手負いの獅子、みんな、会ったら逃げろ!
ってこれを書いてる私が一番やばいんじゃ・・。今度お土
産持って行くから許してください。

油断してよくぶつける足の小指。みんなも気をつけよう!
(母は薬指を折りました。)
















posted by ハミングバード at 18:32| Comment(4) | TrackBack(0) | つれづれなるもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月24日

新たなる記念日

しばらくブログを書かないでいるうちに今日という日が
やってきてしまった。病気関連の話ばかりで恐縮ですが
実は本日、告知より一周年の日なんです。

思い起こせば一年前、その夏七件目の病院へ、予約の
二時間前に到着。そこは丘の上の大きな病院。壁はピンク。
ピンクの巨塔・・。

(これは探索のし甲斐がある・・)

そう、すでに病院めぐりが一種の趣味と化した私は早めに
行って院内を探検しようともくろんでいた。しかし院内には
案内掲示板どころか探索のパンフレットまで置いてあって
探索せよと逆に営業されてしまった。喫茶室でモーニング
を食べ(おいしい♪)庭を散歩。待合室もきれいだし図書室
もある♪しばらく退屈しなくてすむぞ〜なんて不謹慎にも
うきうきしていた。

予約の10時。乳腺外科の前に内科で問診を受ける。

「あら?お一人ですか?」

(当たり前だよ〜。!!そうか、ここはがんセンターなのだった。
病気が病気なだけに付き添われてくる人が多いんだなあ)

なんてのん気に考え、問診そっちのけで世間話に花を
咲かせて診察室を出た。だってだって今までみんな
これはガンじゃないって口を揃えて言うんだもの。

空気が一変したのは紹介された乳腺外科のDr.マッツ
の視触診の時だった。私の胸を見たマッツの顔が急に
曇った。

(あら?あらら?顔色変わりすぎーーー!!
 今までの先生と全然違う)

「君はどうしてこの病院に来たのかね」

「どの病院でも診断がつかなかったのでこちらの病院を
紹介されました。どこへ行ってもガンじゃないって言われ
たのですが、私も自分のことですから気になったので。
一応・・えへへ」

「君ねえ、のん気にしてるけど悪性の場合だってあるん
だよ!とにかく検査しますから」

そう言われても今までの刷り込みのせいか全然怖くない。
それにのん気にしてるつもりもなかったのだが・・・。

(まあまあ、先生早く検査してくださいな。あーあ、また
2週間くらいかかるんだろうなあ。)

という私の予想は簡単に裏切られ、マンモ、血液検査、
エコー、胸部MRIと一気に検査漬け。11時に会った
マッツにまた4時過ぎに呼び出された。

「今までの検査の結果がでました。最後に細胞を採らせて
もらうよ。これではっきりするから」

と極めつけは細胞診。麻酔をしてブスーーーっと胸に
針を刺す。

「30分くらいで結果が出るから待ってて」

(は、は、は、早いーー。今までの病院での検査は
何だったの?すごすぎ)

後に知ったことだがこのDr.マッツは検査、特に乳腺の
検査専門の先生だった。そのお陰でここまで早い検査が
受けられたみたい。数日後に受けた骨シンチの検査で
マッツに再会した時、にこやかに挨拶した私から目をそ
らし「ああ、君か・・」ととびきりの暗い顔をして私を不安の
どん底に突き落とした先生、それがマッツ。
マッツがもし主治医だったら相当へこんだだろうなあ。



「きみ、悪性だよ。がん、乳がんなんだ」

診察室に入った私に告げるDr.マッツ。

「・・・そうですか」

と言いつつ心の中では

(いきなり告知かよーーーーー!!!家族を連れてきて
とかって言うんじゃないの?あ、でも今朝の問診のとき
「本人に告知してもいい」って答えたんだっけ。そうか
だからいきなり言うのね。えーー?がん?うーん、でも
先生のあの顔色の変わりようはそんな感じだったよなあ。
それにしてもお母さんの診断が一番早かったのだなあ。
あーあ、なんて言おう)

とかなんとか考えていたら

「君ィ!!のんびりしてる場合じゃないんだよ!!僕は
今すぐにでも治療を始めたいくらいなんだ。明日ご家族
を連れて病院に来てください。いいですね。来られます
ね!!!」

「はい」

のんびりしてたわけじゃないのにな・・。

自分ががんだというショックよりも、2ヶ月の病院行脚を
終えてやっと治療が受けられるという気持ちの方が大きか
ったように思う。お盆過ぎからかなり体がだるく、背中や
胸が痛かった。また立ちくらみもしていた。がんに驚けな
いほど私は疲れきっていたのだ。

すぐに夫に告げ、会社の休みを取ってもらう。
夫がしぼり出すように一言。

「どうして今まで分からなかったんだ」

ん、そうだよね。私もそう思うよ。

父と母になんと告げるか悩む。(姉にも相談し結局、全て
の検査を終えて病期がはっきりしてから告げた。両親の
嘆きを思うと身を切られる思いだった。)



今日はなんとなく落ち着かなくて、朝からずっと家の掃除
をしていた。掃除をしているうちにじわじわと喜びを実感
した。告知から一年経ったんだよ。
posted by ハミングバード at 17:51| Comment(13) | TrackBack(0) | 乳がんのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月20日

母の乳がん検診

母も乳がん検診に行きました。

今まで子宮の検診には行っていたけれど、乳がんの方までは
気が向かなかったらしい。さすがに娘が乳がんになったので
受けてみる気になったようだ。

母は町の検診に行った。
マンモグラフィーとエコーにて検査。
(すみません、母に確認したらマンモだけでした。)

マンモはちっとも痛くなかったらしい。(乳腺の張り、ゼロ?)


結果 所見なし。 母も合格〜〜〜♪


会場に乳がんのしこりの模型が置いてあって触ってきたらしい。
そういうのって大事だよね。私も自分の病気にしこりで気づい
たわけではないから実際の胸のしこりがどんなものなのか知ら
ないんだ。

母に首のリンパ節を触らせたら「模型のしこりとそっくり〜!」
と騒いでいたっけ。や、やめてほしい。なんせ去年、いち早く
私の乳がんをかぎつけたのは母なのだ。「どうして胸の膿を
出したのに治らないのよ。ハミちゃん、それはガンなのよ。」
と本能でスピード診断。当たってたのだからすごい。母は強し。
でも今回の首のリンパ節の腫れは細胞も取ってもらってるし
抗生剤で小さくなっているのだから大丈夫だと思うけど。実際
ガン細胞だったら抗生剤で小さくなるわけがない。それは去年
実証済み。(最初は乳腺炎だと診断されたので抗生剤をのんで
いた。もちろん効き目なし。)

ふーむ、でも首のリンパ節のお陰で乳がんのしこりがどんなもの
か大体分かったよ。

posted by ハミングバード at 00:52| Comment(4) | TrackBack(0) | 乳がん検診 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

姉の乳がん検診2

5月16日の記事で書いた姉の乳がん検診のその後
の経過観察。

3ヶ月後の昨日、触診とエコーで両胸を見てもらう。

結果、右胸にあった石灰化の範囲が狭まっているのと
石灰化した部分の色が薄くなっているらしい。画像で
見ても悪性を疑う所見ではないとのことで、またまた
合格をもらった。

ただ、もしも石灰化している部分に別の悪性の細胞が
できた場合、区別が難しく、発見が遅れる可能性があ
るということで今後も慎重に経過を見ることになった。
次は5ヶ月後。早く石灰化した部分が消えて、年一回
位の検診で済むようになればいいのにな。

とにかく合格でよかった。
いい夢を見て眠れそう。



posted by ハミングバード at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 乳がん検診 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月19日

間合いだーーー!

縄張りというものは侵してはならない領域だ。

母のテリトリーは台所。台所こそは母の神域なので
ある。昔から自分以外の人間が台所にいるのが気に
いらないらしく、なんだかんだと追い出しにかかる。

「ハミちゃんは左で包丁を持ってあぶないから
お料理しなくていいわよ」

「お弁当はお母さんが作ってあげる」

等々、一見やさしそうだけど、実は本人も無意識に
追い出しているのだ。まあ、私は楽だからよかった
けど、母に料理を教わる機会をのがしたのが惜しい。
なので私の料理の基本は家庭科で習ったものだ。
結婚した時、家庭科の教科書持って行ったもの。
料理って結婚してから覚えたんだよなあ。魚をさば
いたのも結婚してから。内臓とか引きずり出して
「食べるって残酷だなあ」って思った。それで食べ物
を感謝して食べるということを覚えた。命を奪って
おいて適当に食べるのって失礼だなって。

ちなみに家庭科で習った料理を私が家で作りそれを
父がベタぼめした時に見せた母の怒りはラオウ並み
で魔闘気をまとってました・・。父が私や姉を猫かわい
がりに可愛がるのは別になんとも思っていないようだ
ったけど料理に関しては許せないらしい。
なんせ失敗したおせち料理は私が作ったことになるし
バレンタインにケーキを焼こうとしてオーブンが壊れて
作れなくなったのを見て「ケケケケケーー」って本気で
嬉しそうに笑ってた。でもどれもこれも無意識だから仕
方がない。

まあ、そんな母も最近丸くなったし、私も台所での母との
間合いが分かったので里帰り中にちょっと料理を習って
いる。
私がちょっとでも母と違うことをするたびに「ヒククッ」と
反応してるのが怖いけど、ばっさり切られる前に逃げる技
を体得した。二人で立つ台所って戦場だ。でも母の作る
料理はおいしい。そして普段はとてもやさしい母なので
ある。
posted by ハミングバード at 02:09| Comment(10) | TrackBack(0) | お料理? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月18日

講座2

16日。行ってきました能の講座、第二回目。
13日に里帰りしたのに講座のために一回戻った。
6回しかないレッスンなので1回でも休みたくない。

なーんて気合いを入れてる割には全然復習しないで
過ごしてしまった。公民館で練習できるかなと思った
ら5人からの団体に貸し出すそうで利用不可。うーん
いい場所を探さねば。やっぱり海?その前に暑すぎて
練習する気力ナシだった。これが一番の問題。やる気
があればどこでだって練習ができるものだよねー。


それでも先生の指導がよくて2回目よりも舞の動きが
スムーズに!!!(注:当社比)


(た、楽ちい)



とすっかり気分だけなりきる私がおりました。

扇や手を自分の目線に構える動きがあるのだけど構えた先に
「何か」を見ることになっていてそれが幽玄の世界であったり
草木であったりするらしい。「見て」と言われると本当にそれらが
見えるようですっかりトリップ。自然に重心も下になって心も体も
気持ちよくなってしまった。なんだろーあの安定感。

しかも今回はいい喫茶店を見つけてしまった。講座が13時半
からなのでランチをでかけた先で食べたいのに表通りにはファ
ミレスばかり。ファミレスでもいいけれど新規開拓したいじゃな
いの。それに16日はお盆休みで家族連れが多く、お店の外に
まで並んでいるのを見かけてそれだけは避けたいと車を走らせ
ていたら、店構えのいい喫茶店を発見!

入るとそこは古い家具やランプに囲まれた雰囲気のいいお店。
クラシックのレコードを大きなスピーカーで聴かせてくれてコー
ヒーもおいしい。偏屈者っぽいマスターが音楽の話には饒舌に
なるのがおかしい。最後にグレゴリオ聖歌を聴いて店を出た。
グレゴリオ聖歌を初めて聴いた。聖歌っていうと西洋というイメ
ージだったけれどエキゾチックで惹きつけられた。
お店はとても居心地のいい場所で、今回の講座を楽しめたのは
ここのおかげかなと思った。また次回も行こうかと思っているけ
れど、実はもう一軒よさそうなコーヒー屋さんを見つけてしまった。
うーん悩むなあ。



posted by ハミングバード at 09:10| Comment(5) | TrackBack(0) | お稽古事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月17日

変則里帰り

みなさん、こんばんは。そしておはようございます。
夜と朝の狭間でブログ更新、ハミングバード。

本日17日から21日までちょっと里帰りしてきます。
ブログの更新やコメントは今まで通りですがメールの
チェックができません。どうぞよろしくお願いいたします。


先日、首を腫らしてしまい散々、心配をかけてしまった
家族の元でのんびり過ごしてきます。多分、金曜日ころ
には父が「おまえ、もう帰れよ」って言い出すと思います。
常に変化を求める父。マンネリ化は許してくれません。
だけど日曜日までいます。

それでは行ってきます。
posted by ハミングバード at 04:10| Comment(4) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月16日

階段

百太郎(加工6).jpg

北海道にいた祖母が亡くなった時のこと。
私はもう社会人になっていた。

みんなでお葬式に行くつもりでいたら父が一言。

「ハミ、お前はここに残るんだ」

「ええっ、私もおばあちゃんに会いたいよ」

「ばか。だれが犬の面倒を見るんだ。うちの子は
ペットホテルになんか入れたら一日でノイローゼだ。
ええっ可哀想だと思わんのか。お前が残れ、残るん
だーーーーーっ」


うーん、確かにノイローゼになりそうな奴ではある。
おばあちゃんには悪いけれど私は家に残ることにした。

私はお化けも嫌だけど、泥棒や変質者が怖くて仕方がない。
不安で不安で一人暮らしって絶対できないと思う。一人旅
なら喜んで行くけど、一人暮らしは無理だ。

そういうわけで皆が出かけてしまった晩、私はビクビクしな
がら眠ることになった。




真夜中、ふと目が覚めた。


トントントントントン・・・


誰かが階段を登ってくる。


(ギョッ)

(泥棒?何で一人の時に来るんだよーーーー。
逃げよう、とにかく逃げよう。ベランダから
下に降りられるよね)

と無謀にも二階からベランダの支柱を伝って逃げようとした。


起き上がろうとして金縛りにあっていることに気づいた。

(わーーーー金縛りにあってる場合かっ)

(怖い、怖いよーー。逃げられないよーーー)


と思った瞬間、足音はピタリと止んで

トントントントン・・・

今度は下に向かって降りて行った。

それを聞いた私は足音の主が人ではないことを覚った。
だって私の心の中を読み取ったかのように下に降りていったのだから。
金縛りにあいつつも泥棒じゃないことが分かって安心した私はなんと
なくドア付近の天井を見た。


すると緑色の物体がふわりと浮いている。
中は青と緑でキラキラと光っている。


(うわあーーー綺麗。)

(おばあちゃん、おばちゃんだ。)

(会いにきてくれたんだねーーー)

光はすぐに消えてしまった。
おばあちゃんはキラキラひかる魂で旅立ったのだろうか。
身内は怖くないというのは本当でキラキラを見たときは
嬉しさでいっぱいだった。

わざわざ階段を登って会いに来るなんて律儀な祖母なのである。
それとも生前の記憶がそうさせるのかな。



今年も帰省した魂が押し上げた夏の空に、祖母の姿もあったの
だろうなと思う。
posted by ハミングバード at 09:22| Comment(6) | TrackBack(0) | 怪談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月15日

三和食品再び

以前、三和食品の「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」という
お豆腐を食べたのだが、今度は違う商品を食べてみた。

「喧嘩上等 やっこ野郎」と「どんどこ豆腐」だ。


やっこ野郎.jpgどんどこ豆腐.jpg

やっこ野郎はとってもミルキッシュで豆乳漬けのお豆腐。
とろとろしている。ジョニーは何もかけないでも食べられた
けれど、これは醤油がほしくなった。

どんどこ豆腐は普通のお豆腐でした。
絹ごしが大好きな私としてはざらついた舌触りが気になった。



この3つの中ではジョニーが一番好き。
そしてスーパーにはこの三種類しか置いていなかった。
ちょっと残念。

posted by ハミングバード at 20:34| Comment(10) | TrackBack(2) | お料理? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月13日

首が痛い2

4日後、診察に行く。

本当だったらすでに実家でのんびりしてるはずだった。
去年の夏から予定がずれまくり。終わらない夏ってこう
いうのを言うのかな。

ばたばたしていたので地元の友だちにも連絡を取っていな
かったからまだいいけど、遊ぶ予定がいっぱいだったら
さらに悔しかったろうな。また友だちにも迷惑をかけて
しまうし・・。

青ざめたのは父と母。結果が分かるまで言いたくなかった
けど、実家に帰る予定でいたので嘘はつけなかった。
二人は何回も電話をしてきていた。そうだよね。不安だよね。
ごめんね。でも何をしても結果はひとつ。私は診察を待つべく
いつものソファーに腰をおろした。

すると後方からさわやかな風。

(はっ。K先生の登場よっ)

診察室に向かうK先生のご登場。

(やっぱり素敵〜黒ハート

事態の深刻さも忘れうっとり。あれ?先生がこっちを見てる。

(やばっ、悪い結果かもしれないのだからあまり見ては
先生が気まずい思いをするって思ってたのに、つい見て
しまった。バカっ、私のバカっ。でも先生が素敵だから)

と、先生がニコリと笑いながら、お、お、お、お、お、お、

オッケーサインを出していらっしゃる!!!

「ナパアーーーーッ」

(先生っかわいい〜)

目に見えない鼻血を噴き出す私。
そのまま去る先生。

(もう、今日の診察終わりでいいな。帰ろう)



というのはウソでそのあとちゃんと診察してもらいました。

細胞診の結果は2。良性。
炎症反応が多く見られた。腫れもやや小さくなっているので
そのまま放っておけば治るでしょうとのこと。先生の診断は
鳥が原因の細菌感染。言わば「ネコひっかき症」。動物由来の
感染症で犬や鳥が原因でも「ネコひっかき症」と言うらしい。

「感染が鳥ちゃんのせいじゃないとしたら・・・」

と真顔で夫の顔を見る先生。

「ええ〜オレが感染源っすか〜?」

とやたらはしゃぐ夫。あんた感染源だよ、感染源。
でも先生に話しかけられてはしゃぐ気持ちはよく分かるわあ。

よく真顔で冗談を言う先生。お茶目で可愛くてさわやかな先生。
しかも「鳥ちゃん」って。もう、うちの子たちの名前は「鳥ちゃん」
に変更。



首の腫れは現在、やや小さくなり、痛みはほとんど無くなった。
体、弱りすぎ・・。
鳥ちゃんたちとはこのまま今まで通りに生活しても大丈夫だ
そうです。よかったああああハートたち(複数ハート)飼うなといわれても飼うけどお。



posted by ハミングバード at 01:16| Comment(10) | TrackBack(0) | 無治療の日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月12日

首が痛い

先週の土曜日、6日のことでありました。朝起きたら、首が痛い。

(あれ〜寝違えたかな〜?)

とそのまま放っておいたが夜になっても痛いので不思議に思って
触ってみた。すると右側のリンパ節が腫れている。鎖骨のすぐ上
と更にその上、2ヶ所だ。

次の日、痛みはないが腫れたままで、押したり顔を横に向けると
痛みがある。ただし熱はない。またのどや耳の痛みもない。

(転移かな・・・)

ネットで調べると原因は炎症であったりがん、もしくはがんの
転移も疑われるとある。ほかのサイトも見るとがんの転移は
痛みがないことが多いが例外もあるとのこと。
私のがんは痛みがあった・・去年の夏を思い出した。
今度は腋の下じゃなくて頸部リンパ節かあ。

月曜日、飛び入りで乳腺外科を診察。
その前にエコーをしてもらう。

(あー見てる、みてる。すっごい首みてるよ。イテテテテテ。
 痛いって。あのゼリーみたいなの髪についてるし。かつら
 取ればよかった。あーあ。)

いつもは途中で気持ちよく眠ってしまう私もその日はギラギラ
してた。

診察。3時の予定が5時半。疲れているけど全然眠れない。
だって分かるまで落ち着かないもん。人もまばらなので待合の
奥のソファーでタオルケットを借りて横になってごーろごろ。

(転移は嫌だけど、なってたら仕方がない。覚悟しなくちゃね)

(それよりも、もしそうなったら先生変わってしまうのかな。
 イヤだなあ。それは嫌だなあ)

手術後の診察で、思ったより私の病理結果が悪かったため主治医を
部長であるYOU先生にしますと告げられたことがあった。その時は
K先生のままにしてくださいとお願いしたが、転移をしたらまたそう
言われるのかもしれない。

呼び出しのポケベルが鳴る。

「○○の1番へお入りください」

ガーン

(い、い、い、1番ってYOU先生の部屋じゃない!うそ〜
 うわ〜ショック。先生の変更がまずショック。)


こんなに急に変更するわけはないと思いつつも否定しきれないこの
不安。

(YOU先生がいやなんじゃなくてK先生がいいんだってば!!)

とYOU先生の顔を思い出しながらなんて言えば失礼じゃないかなと
考え考えドアを開けた。そこには

にこやかなK先生。

(Kせえんせえええええ〜黒ハート黒ハート黒ハート

「あっちの部屋、カルテが開かなくなって、こっちの部屋に
急遽変更しました。ごめんね。」

(ぎゃあああああっ、びっくりした。早く言ってくださいよおお)
(しかも先生が笑ってる。まだはっきり結果が出ないんだな。)

まあ、とにかく先生の顔を見てご満悦な私。
今、大事なのは結果のはず、どうも人とずれているのは昔から
なのである。診察はサクサク進み、腫れている部分から細胞を
とってもらった。首に針を刺されて痛いだろうと思っていたら
これっぽっちも痛くない。K先生に名医の予感。予感というか
希望なんだけど♪

細胞をとり終って、椅子に座るとカルテが開いている。さっきの
エコーの結果が出てる。先生は何気なく違うページに変えたけど
見てしまった。

『悪性の可能性あり』

(うっ。でもこうなったら結果は早く分かったほうがいい。)

「先生、結果はいつ出ますか?」

今度は先生がちょっと「うっ」。でも先生はエコーの結果には一切
触れずに話し出した。

・痛みがあること(痛むがんもあります)
・私が鳥を飼っていること
・転移の場所としては変わっていること(ないわけではない)

あと多分、転移にしては時期的に早いこと・・・

などから炎症の可能性が強いということで細胞診の結果が出るまで
抗生剤を服用することになった。結果は4日後。
ただし悪性の可能性は捨てきれないと言われた。

























posted by ハミングバード at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 無治療の日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月11日

ある日の昼寝

百太郎(加工6).jpg

5年ほど営業をしていた。いわゆる外回り。田舎なので車で営業に回る。

運転に疲れた時には公園の駐車場で昼寝をすることがしばしばあった。
平日の昼間、公園の駐車場にはくたびれた営業がたくさんいるものだ。

人口の大きな池のある公園で昼寝をしていたときのこと。

そこの駐車場は池に沿って丸く車を停めるようになっている。

運転席のシートをたおし、すやすやと眠っていた。ふと気づくと
誰かが近寄ってくる。じゃりを踏む音がはっきり聞こえる。

(嫌だなあ、先輩が私の車を見つけてからかいにきたのかな、起きなきゃ。)

体を起こそうとしたら、金縛りにあった。

(あ、金縛り。うわっやだっ、眠ってるところをみられたくないーーー。)

金縛りにすっかり慣れた私は恐怖よりも恥ずかしさが優先だ。
足音はまっすぐ規則正しく、車に向かってくる。


ザッザッザッザッザッザッザッザッザッ


(あれ、おかしいな。両隣には車が止まっているし、駐車場はいっぱい。
なのに、真横から人が近づいてくる気配がする。それって不可能だよね。
でもさっきからだんだんと足音が近づいてくる。)

ジャリッ。

ぞっとした瞬間。
足音がやんで運転席の真横に人がいるのが分かった。
でも気配はするのに姿は見えない。
金縛りもとけない。



自分の体に視線を移すとお腹あたりで黒い影がゆらゆらと揺れている。
まるで嘲ってるように揺らめいている。

(いる!)

(幽霊の影?)


気合をいれて金縛りをとくと、影も消えてしまった。
その後、真面目に営業に行きました。




posted by ハミングバード at 00:02| Comment(10) | TrackBack(0) | 怪談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

金縛り

百太郎(加工6).jpg

西側にベッドを移したのが夏の初め。
高校2年生の時だった。
それから1年間は毎日のように金縛りにあっていた。

金縛りにあいはじめて、しばらくして気がついた。
金縛りにあったあとは部屋の中が緑色に光っているのだ。

金縛りの後はぐったりと眠ってしまい、朝まで目を覚まさな
かったので最初は明け方に金縛りにあったのだと思っていたが
緑色に光るのはおかしいし、金縛り後のある時ふと目を覚まし
たら真夜中で部屋の中が真っ暗だった。

そんな変な環境にも慣れ始めた頃、金縛りにあうと耳元で

「ゴウゴウ ガサガサガサーーー」

と変な音が聞こえ出すようになった。
加えて低い男の声。一人や二人じゃない。

「ウーウーウー」
「ガアアアアア」
「アガガガガガ」

まるで獣みたいな声。
金縛りにあった私の体も映画でみた霊媒のようにガタガタ
震えだし、その男ような声まで出すことがたまにあった。

え?私、あたまがおかしいんじゃない?
それとも何かにとり憑かれてるの?

必死で金縛りを解いてはかかり、解いてはかかりの繰り返し。
そんな毎日に疲れたある晩。ものすごい金縛りにあった。
体がビリビリしびれてしまって金縛りをとく力も入らない。

ヴーン ヴーン ヴーン ビリビリビリ

首のあたりがむず痒い

(ああ、もう疲れたーーーーーーー)

と思った途端



ズルッ



嫌な感触で私は起き上がった。

上半身だけ起こしている。

何気なく振り返ると自分が寝ているのが見える。


あっ 幽体離脱・・・・?


上半身だけ抜けてしまった。


(冗談でしょ、戻れなくなる)


普段から変なのがうろついてるのを感じていた私は
自分の体がとられるのではと必死で戻ろうとした。
一生懸命体を寝かせるのに、気を抜くと「ズルッ」
しばらく抵抗しているうちに朝になっていた。
どうやら途中で疲れて眠ったらしい。

それからは金縛りにあってもあの獣じみた変な声は
聞かなくなった。あれは何だったのだろうと今でも思う。
思春期にありがちと言われればそれまでの話。

でも必死で抵抗していなかったら今頃どうなっていたのか。
最初は恐ろしかったけれど、途中から「あんたたちには
絶対に負けないから!」と強く思ったのを覚えている。



姉のベッドも一階のソファーも西側にあってそこで寝ても
金縛りにあった。2、3年はそんなことが続いた。

posted by ハミングバード at 00:02| Comment(4) | TrackBack(1) | 怪談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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