病気のプロフィール

2004年6月中旬左胸だけ大きくなる。2週間と待たずに赤く2倍の大きさに。
2004年7月上旬おみくじで大凶を引き病院へ行くことを決心。どこへ行っても乳腺炎と診断されるが一向に快方に向わず。
2004年8月下旬4番目の病院にて乳がんと判明。29歳での告知。浸潤性乳管がんのVb期。病巣が大きいため抗がん剤治療(FEC療法5クール)をうける。
2005年1月上旬手術 左乳房切除、リンパ節郭清。病理結果により炎症性乳癌と判明。リンパ節転移29/35 VC期。ホルモンレセプター、ハーセプテストともに陰性。
2005年1月下旬放射線治療始まる。50グレイを25回に分けて照射。
2005年3月下旬抗がん剤治療(タキソテール 6クール)開始。
2005年7月下旬タキソテール6クール終了。以後経過観察。
2005年12月17日ハミングバード、天国へ旅立つ。

詳しくは100の質問を見てね


家署名の件ペン


皆さんにお願いした署名が39,081名分集まり、先日5月10日に尾辻厚生労働大臣へ要望書と共に提出されました。 署名にご協力いただいた皆様、また趣旨をご理解してくださった皆様、どうもありがとうございました。 詳しくは下記のページをご覧ください。
http://home.s00.itscom.net/777/kaigo/



2005年12月11日

皆さん、お久しぶりっ!!

約1ヶ月ぶりのアップです。
途中で夫に更新を頼んだはいいけどいつの間にか『ハミ夫の
乳がんサポート記』なんてタイトルを変えられたらどうしよう
かと思ってたのよ。

あーさてさて、この1ヶ月、肉体的にも精神的にも色々あった
のだけど、みんなのコメントやメール、お手紙やお見舞いなど
気持ちのこもったものをいっぱい、いっぱいいただいてここまで
来ることができました。本当にありがとう。みんなの気持ちに応
えたくて、すごいがんばれた。改めて自分が「生かされて」いる
んだなと思えたよ。それにねつらいことばかりじゃなかったの。
やはり人生、いいことも悪いことも半々だね。楽しいことも
実はいっぱいあったんだ。それらについてはまた追々アップして
いきますので、どうぞよろしくね。

今の私の状況をお話しますと、放射線治療を12月の始めに終え
現在、脚の痛みやしびれが改善され治療の効果を実感。(骨転移
への放治の効果はすぐには出てこないの)治療の影響の吐気・嘔吐
も薬で抑えています。
ただ残念なことに治療中の検査で分かったのだけど小さな肝転移の
発見と多発性脳転移の疑いが出てきてしまったの。肝転移に関しては
ゼローダを服用。脳転移に関してはめまいや吐気などの自覚症状が
ないため経過観察となりました。骨に関してはアレディアを使います。

それで、色々転移が見つかったけど、治療方針も決まって放治も無事
終わったし退院だと誰もが思っていたら、何故か私、ものすごい息切れ
と目眩が始まってしまって、血中酸素の量が明らかに異常な数値だし
そのうち呼吸をすると胸は痛くなるしで「もうはや肺にきたのか」と
「ひいいい〜」って感じだったの。そうしたらそれは・・・まさかの
肺塞栓!いわゆるエコノミークラス症候群ってやつになっていて呼吸
が苦しくなっていたの。血の中にある血栓というものが肺に詰まって
肺全体に酸素が行き渡ってくれないから、ちょっと動くだけでものす
ごく苦しくなるの。なのでまだ入院して肺塞栓の治療を受けているんだ。
1週間は通して点滴でお薬を投与しなくちゃいけないから点滴と呼吸の
ための酸素吸入器につながれて生活してるよ〜。息ができないのは
骨転移よりつらいかも。肺塞栓の治療が優先なのでゼローダとアレディア
は延期。

あ、あと最大の痛恨事があったの。主治医が変更になったんだ。
へ、へへへ。ううう。正直な話、これが一番堪えてるっつうの。
私の肺塞栓、実はちょっと原因不明なんだけど、私は主治医変更
のショックだと勝手に思ってるよ。とはいえ、変更から1ヶ月。
私の中でも自分の気持ちと折り合いをつけることができてきて
いるから心配しないで。でも後で先生への気持ちはアップさせて
ね。つまらない愚痴だけど読んでね。これが書かずにおらりょうかっ!



えーと、時間はかかると思うけどこれからみんなにコメントを返し
たりメールの返信をしていきますのでどうぞよろしく。みんなの
ところにも遊びに行きたいけどそれは追々ということで許してね。
とても心配なお友だちが数名いるのだけど、元気かな。応援してる
からね。しっかりね。
病室にパソコンを持ち込んでアップしているのだけど、何故か
メールの送信だけできません。(受信はできるのに。)メールの
返信は少し遅れるかもしれません。ごめんなさい。


とりあえず、私はまだまだ生きていけそうだし、気持ちもしっかり
しているの。よってうっかり入院なんてしてるけどここに復活宣言
をさせていただくわ!

posted by ハミングバード at 08:32| Comment(24) | TrackBack(0) | 乳がんのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月19日

父からの手紙

私が病気になってから、父からメールが来るようになった。
電話では照れくさいのであろう、電話に出たと思ったら借金
取りを相手にしているかのごとくすぐに切ろうとするか、母に
代わる。メールにしたってすごく短いし、電話と変わらない
と思うのだが慣れないパソコンを使って送ってきてくれるメ
ールはやはり嬉しい。
父の中では、携帯でメールをするのは出先からで、家から
のメールはパソコンでという掟があるようだ。携帯でメール
をするようになったのも私が病気になったのがきっかけだっ
たなあ。母も私の看病に他県から来るため、細かい連絡の
手段としてやっと自分の携帯を持つようになった。100円シ
ョップのネックストラップを首から下げて、最初なんて電話
の切り方も分からなかったんだよ。メールも一苦労だったし。
今でも得意げに誤字だらけの怪メールを送ってくるけどね。

そして昨日の父からのメール。。。

From:   ハミ父
To:      ハミ
Subject:  天気?


タイトル・・・「元気?」の間違いだと思うのよ。

ご無沙汰しています。雨ばかりの天気で嫌ですね|ぺーちゃん(実家の愛犬:仮名)も機嫌が悪く大きな穴を掘りました。

雨ばかりで嫌ですねの後に改行しようとしてそのままだし。
へーー。ぺーが大きな穴をねえ・・・って何の話だよ!!
犬って機嫌が悪いと大きく穴を掘るのかと父に問いたいのだが。

でもね、おかしくて笑えるんだよね。
他愛ないってこういうのを言うのかな。
とりあえず、返事をしておいた私でした。







posted by ハミングバード at 11:15| Comment(22) | TrackBack(0) | 乳がんのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月17日

嬉し恥かし

嬉し恥かしのご報告です。
当ブログが9月30日にイカロス出版から発売された
『<最新版>乳がん 治療&生活ガイド』に掲載されました。

。療&生活ガイド.jpg

巻末のウェブサイトの紹介のページ(163p)に載ってます。
ぽっ、ぽぽっ。

雑誌の内容を読んでから紹介しようと思ったらこんなに遅く
なってしまいました。最初からこのページを貼ればよかった。↓
http://secure.ikaros.jp/sales/mook-detail2.asp?CD=T-AS-0509

自己検診の方法や、がんの疑いがある場合にどういう検査を
受けるのか、またがんだと分かった場合の治療法や最新治療。
術後の過ごし方や病気との付き合い方など、乳がんの情報が
盛りだくさんです。それから各患者会の活動の目的や内容、
活動の趣旨をまとめてあるページもあって、最近、患者会に
興味がある私にはとても参考になりました。
KEA工房さんも載っていて嬉しかった♪
雑誌といっても丈夫な紙で作られているので保存版としてとっ
ておけると思います。書店に置いてあると思いますので手に
とってみてください。と、ここまで書いたらホットフラッシュが・・・
カアアアーーッ。イカロス出版さん、ありがとうございました。









posted by ハミングバード at 12:02| Comment(20) | TrackBack(0) | 乳がんのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月16日

アンケートにご協力ください

HANAちゃんに続いて、私もアンケートへのご協力のお願いです。
以下はHPからの抜粋です。

「乳がん体験者における情報・サポートコミュニケーションの影響」アンケートのお願い

この調査は、目白大学 人間社会学部 心理カウンセリング学科伊藤朋子(乳がん体験者です)、内赤さやかの共同研究のために行うものです。 病気と生きていく中で、必要な情報や適切なサポートがあれば、そして医療者や家族とのコミュニケーションがもっと心地よいものであれば患者の不安や身体症状は軽減し、余計なストレスを感じることなく過ごせるのではないでしょうか。 「がんだから落ち込んで当たり前」ではなく、余計なストレスを軽減するために、何が必要なのか、乳がん体験者や医療従事者・心理援助者・家族友人に向けて、ホームページなどでご協力頂いた調査内容を発信していく予定です。
お答えしていただく方の治療経過や生活状況をお聞きする部分と、ご自身の体験に沿って5段階で答えて頂く3種類の「質問紙」で構成されています。お答え頂いた内容について、プライバシーは完全に守られ、調査以外の目的に使用することは一切ありません。ご協力頂けたら幸いです。よろしくお願いします。

ご協力いただける方は10月8日(土)〜23日(日)にHPにアクセスをお願いします。
趣旨・内容などの詳細はTOPページにございます。


目アクセスするにはパスワードが必要です。ご協力
いただけるという方はお手数ですが私の方へメールを
ください。HPのアドレスとパスワードをお知らせいたします。

私もアンケートに答えましたが、名前やメルアドは一切必要
なく、安心して答えることができました。よりよい医療への一歩
として、乳がん体験者の皆様にご協力いただけたらと思います。

posted by ハミングバード at 12:02| Comment(6) | TrackBack(1) | 乳がんのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月11日

講演会その後

講演会のQ&Aではワット隆子さんが会場に話をふって
くれて会場のみんなで講演を作っているようないい雰囲気
で話が進んだ。

ワットさんがみんなに質問。

「今日、旦那さんと一緒に来ている方、立って〜」

「今日、一番遠くから来ていると思う方、手を挙げて〜」

「術前化学療法を受けた人・・」

「自分の病理結果を知っている人・・」

などなど。
私も挙手しましたよ。参加、参加〜。
それでワットさんからちょっとだけ質問を受けました。

実はそれで、後ろに座っている人と同じところから来ていることが
分かったのだった。講演終了後、自然とお話することができてメー
ルの交換をして、一緒に帰ることになったりして、もうびっくり。
会場のロビーで二人でいたら隣のソファーに座っていた女の人が
話しかけてきてくれた。それがあきbonちゃんとの出会いだったのだ
けど、それもワットさんの質問に答えている私を見て、同年代だと
思ってくれたからなのです。

ワットさんの参加型のQ&Aじゃなかったらこんな出会いはなかった
かもしれない。一人で行って(お昼は一人じゃなかったけど♪)一人
で帰ってきたかもしれない。そう思うとワットさんに感謝の気持ちで
いっぱいになるのです。そして帰り際に握手をしてくれたワットさん
の手はとても温かで力に満ち溢れていた。


会場で後ろを振り返ったとき、700人からの乳がん患者を
私は見た。その時、なんてたくさんの患者がいるのだろうと
怖くなった。
講演会がもたらした希望や温かさとは別に悔しさや悲しみが
こみ上げてきたことを私は否定しない。ここへきてやっと悔
しいと思える、恐ろしいと思える。知るということ、実感をする
というのはつらいことだ。だからこそ私は言いたい。

私は統計の言う通りにもがん細胞の言う通りにもならないよ〜。

私ときたら風車に向って突撃するドンキホーテかしらね。
でもまあ同じ愚かなら最強の馬鹿を目指そうじゃないの。




posted by ハミングバード at 17:28| Comment(14) | TrackBack(0) | 乳がんのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

講演会

行ってまいりましたピンクリボンシンポジウムin有楽町マリオン。

お昼はパトさんとお会いして興奮。
夕方からは講演会でまた興奮。
大興奮の一日でした。

まずは会場入り口にあったブースから。

入ってすぐのところにはリコーリースさん。なんと社員の有志
により「ピンクリボンチーム」が結成され社員への啓発運動を
していらっしゃるそうです。啓発パンフレットや自己検診用の
触診グローブを作成し社員に配布されたとのこと。すごいの
一言。そしてピンクとグレーのかわいい、それでいて男性にも
つけてもらえるようなピンバッジも作られていて、物欲しそうに
していたらくださいました。ありがとう。

それからJ.POSHさん。
欲しかったピンクバンドを販売されてました。ついでにピンバッ
ジも購入。ネットで販売もされてます。送料は無料だそうです。
太っ腹〜。

ピーシーエー生命さんではアンケートに答えるとオリジナルピ
ンクバンドがもらえました。内周が約17.5cmと従来のものより
やや小さめでぴったり。こちらも大事につけさせていただきます。
ありがとう。

そして外に出ると・・街頭キャンぺーン!
HANAちゃんのブログにのっていた写真と同じ袋がいっぱい。
皆さんお暑い中、ピンクのブルゾンをばっちり着て配ってました。
トーゼン、いただいてきました。ありがとう。

やがて時は流れパトさんともお別れとなり、とうとう講演会が
始まりました。会場内はすごい人。いい席があるかなと少し
不安に思っていたら前のほうの席に空きがいっぱい。ちゃっかり
前の方のど真ん中に座らせていただきました。

ちょっとお疲れのご様子の中村先生のお話は、乳がん最新治療。
特にホルモン療法とハーセプチンのお話が多かったかな。この
二つは特に予備知識がなかったのとスピードの速さで数分で
ノックダウン。メモをとったけど「うーん」。詳しくは中村先生の
新刊を読もう!!(情けない〜)

この講演会で知ったのだけど、卵子の冷凍保存なんてできるん
だね。それと聖路加国際病院ではホルモン剤で卵巣機能を抑制
してから抗癌剤を使うと抗癌剤の影響を卵巣機能が受けにくくな
り、抗癌剤治療後の生理の回復の可能性が高くなるという臨床
試験を実施しているそうです。(抗癌剤治療では生理が止まって
しまう方、またそのまま生理が戻ってこない方がいるのです)

そして次は「乳がん治療Q&A」
回答者は中村清吾先生とがん専門看護士の田墨惠子さん。
そしてコーディネーターにあけぼの会会長のワット隆子さん。

Q&Aが始まるなりワット隆子さんが中村先生を見つめて一言。

「先生〜〜さっきの話、難しかったあ」
「あれって学会とかで話してるのと同じ感じ?」

(ワットさん、最高〜〜っ)
(難しかったの私だけじゃないんだあ)

と私も安心。会場の雰囲気も急に緩んだ気がした。
中村先生もちょっと困っていて、申し訳ないけど「ププッ」。
「医者語」ってやつね。でも医者にしてみると「患者語」っていう
のがあって、例えば「今のお薬をのんでみて調子はどうですか」と
聞いても返事が曖昧だったり、自分の意思がなくもじもじしていた
りするものだそうだ。そうすると先生もどうしたらいいか分からな
くなるらしい。(これはほかの先生が言っていたお話なんだけど)

看護士の田墨さんも先生の言葉を分かりやすく説明してあげら
れるのも看護士なので、看護士の協力を得て情報を入手してほ
しいとのこと。田墨さんはケアリングパートナーとして仕事をして
いるという気持ちで患者さんに接してくれているそうだ。

最後の田墨さんの言葉。

「まずは自分の考えを声にしてください。言うか言うまいかと
迷ったことは口にだしてください。患者さんの一言がなければ
何も始まりません」

そうだね。黙っていたら何も始まらないよね。
私もがんという病気に一筋なりとも爪痕を残したいわ。

ピンクリボン.jpg
posted by ハミングバード at 16:02| Comment(9) | TrackBack(0) | 乳がんのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月24日

新たなる記念日

しばらくブログを書かないでいるうちに今日という日が
やってきてしまった。病気関連の話ばかりで恐縮ですが
実は本日、告知より一周年の日なんです。

思い起こせば一年前、その夏七件目の病院へ、予約の
二時間前に到着。そこは丘の上の大きな病院。壁はピンク。
ピンクの巨塔・・。

(これは探索のし甲斐がある・・)

そう、すでに病院めぐりが一種の趣味と化した私は早めに
行って院内を探検しようともくろんでいた。しかし院内には
案内掲示板どころか探索のパンフレットまで置いてあって
探索せよと逆に営業されてしまった。喫茶室でモーニング
を食べ(おいしい♪)庭を散歩。待合室もきれいだし図書室
もある♪しばらく退屈しなくてすむぞ〜なんて不謹慎にも
うきうきしていた。

予約の10時。乳腺外科の前に内科で問診を受ける。

「あら?お一人ですか?」

(当たり前だよ〜。!!そうか、ここはがんセンターなのだった。
病気が病気なだけに付き添われてくる人が多いんだなあ)

なんてのん気に考え、問診そっちのけで世間話に花を
咲かせて診察室を出た。だってだって今までみんな
これはガンじゃないって口を揃えて言うんだもの。

空気が一変したのは紹介された乳腺外科のDr.マッツ
の視触診の時だった。私の胸を見たマッツの顔が急に
曇った。

(あら?あらら?顔色変わりすぎーーー!!
 今までの先生と全然違う)

「君はどうしてこの病院に来たのかね」

「どの病院でも診断がつかなかったのでこちらの病院を
紹介されました。どこへ行ってもガンじゃないって言われ
たのですが、私も自分のことですから気になったので。
一応・・えへへ」

「君ねえ、のん気にしてるけど悪性の場合だってあるん
だよ!とにかく検査しますから」

そう言われても今までの刷り込みのせいか全然怖くない。
それにのん気にしてるつもりもなかったのだが・・・。

(まあまあ、先生早く検査してくださいな。あーあ、また
2週間くらいかかるんだろうなあ。)

という私の予想は簡単に裏切られ、マンモ、血液検査、
エコー、胸部MRIと一気に検査漬け。11時に会った
マッツにまた4時過ぎに呼び出された。

「今までの検査の結果がでました。最後に細胞を採らせて
もらうよ。これではっきりするから」

と極めつけは細胞診。麻酔をしてブスーーーっと胸に
針を刺す。

「30分くらいで結果が出るから待ってて」

(は、は、は、早いーー。今までの病院での検査は
何だったの?すごすぎ)

後に知ったことだがこのDr.マッツは検査、特に乳腺の
検査専門の先生だった。そのお陰でここまで早い検査が
受けられたみたい。数日後に受けた骨シンチの検査で
マッツに再会した時、にこやかに挨拶した私から目をそ
らし「ああ、君か・・」ととびきりの暗い顔をして私を不安の
どん底に突き落とした先生、それがマッツ。
マッツがもし主治医だったら相当へこんだだろうなあ。



「きみ、悪性だよ。がん、乳がんなんだ」

診察室に入った私に告げるDr.マッツ。

「・・・そうですか」

と言いつつ心の中では

(いきなり告知かよーーーーー!!!家族を連れてきて
とかって言うんじゃないの?あ、でも今朝の問診のとき
「本人に告知してもいい」って答えたんだっけ。そうか
だからいきなり言うのね。えーー?がん?うーん、でも
先生のあの顔色の変わりようはそんな感じだったよなあ。
それにしてもお母さんの診断が一番早かったのだなあ。
あーあ、なんて言おう)

とかなんとか考えていたら

「君ィ!!のんびりしてる場合じゃないんだよ!!僕は
今すぐにでも治療を始めたいくらいなんだ。明日ご家族
を連れて病院に来てください。いいですね。来られます
ね!!!」

「はい」

のんびりしてたわけじゃないのにな・・。

自分ががんだというショックよりも、2ヶ月の病院行脚を
終えてやっと治療が受けられるという気持ちの方が大きか
ったように思う。お盆過ぎからかなり体がだるく、背中や
胸が痛かった。また立ちくらみもしていた。がんに驚けな
いほど私は疲れきっていたのだ。

すぐに夫に告げ、会社の休みを取ってもらう。
夫がしぼり出すように一言。

「どうして今まで分からなかったんだ」

ん、そうだよね。私もそう思うよ。

父と母になんと告げるか悩む。(姉にも相談し結局、全て
の検査を終えて病期がはっきりしてから告げた。両親の
嘆きを思うと身を切られる思いだった。)



今日はなんとなく落ち着かなくて、朝からずっと家の掃除
をしていた。掃除をしているうちにじわじわと喜びを実感
した。告知から一年経ったんだよ。
posted by ハミングバード at 17:51| Comment(13) | TrackBack(0) | 乳がんのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月04日

ちょっと社会復帰

昨日と今日、午前中だけバイトに行った。
またまた店員さんが体調を崩してしまったのだ。

蒸し器やらコンロやら油の熱で朝から汗だく。
顔面に霧吹きで水を吹きかけたかのように汗をかいている。
超汗っかき。笑える。髪がないから頭にかく汗もそのまま
顔に落ちてくるようだ。まつ毛も眉毛もまるで意味ナシ。
形ナシなんである。

家に着くなりガバーッとかつらをとってそのまま洗面台で
頭から水をかぶる。

・・・・・・・便利。気持ちいい。

入院中も自分の部屋の洗面台で頭を洗っていた私。
当然のごとく石鹸で。
頭だけ洗うところがあったけど、シャワーがついてるかどうか
の差だった。お湯だって出たし。洗面台で充分だよ。しかも
洗面台で楽に頭を洗うチャンスはそう滅多にない。


そうそう、投薬を一ヶ月延ばしてしまったその隙に、髪が
2mmくらい伸びている。遠慮がちに体毛もだ!ずっと
遠慮していたまえ。それにしても相変わらずガッツがある。
この間、投薬したからまた抜けてしまうと思うのだけど
もしもこのまま生え続けたら、クイーンオブゴーモーだね。

2mm伸びただけで頭がうっすら黒く見える。ちょっと俗な
感じがする。青白いとなんだかちょっと神々しいような。
お坊さんというか八百比丘尼というか、お地蔵さんっていう
のがしっくりくる。なんてずうずうしくてバチがあたりそうだけど。

8月の末からお店も忙しくなるということで半日だけ私も
シフトに入ることになった。腕のことを気を使ってくれて
重たいものは持たなくていいようにしてくれるという。
無理をしないようにと気を使ってくれるのは前からで、病気
になってから色々と迷惑をかけてしまっていた。

気を使われながら仕事をするのが申し訳なくて、別の仕事を
探そうかと思っていたこともあったけれど、このお店は人も
お菓子も本当に気に入っているし、ご好意に甘えてしまおうと思う。
ああ、ありがたいなあ。恩返しにガンガン出来ることをやるぞー。
9月からは読み聞かせの方も担当の学年を持たせてもらうし
少し忙しくなりそう。












posted by ハミングバード at 19:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 乳がんのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月27日

ここでお休み

「よくがんばりました」とK先生のやさしい一言。

先生のおかげであっと言う間でございましたあああああああ
と今にも先生に飛びつきそうな私。ええ、でもそれは何とか
抑えたわ。

と、いうわけで11ヶ月の治療に終止符を打つこととなりました。

終止符といっても治療が完全に終わるわけではなく10年間は
経過観察をしなくてはいけないので、これからが大事なんだけど。


11日に先生とお話した結果、今現在、私の体に異常がないことと
これ以上の治療にどれだけの効果があるか分からないことから過
剰な治療(標準から外れるという意味です)はやめて、体を休ませる
ことになった。25日の診察でもそういうことだったので他の先生方
も同意見なのだろう。

こんなこと、本やネットで充分に答えが出てしまうことだけどやっ
ぱり主治医と直接話した安心感は大きい。
先生は私に絶対の安心を約束できるわけではないけれど、もしも
の時も出来うる限りの治療を施してくれると感じた。100%ではな
い治療法を自ら選択しなくてはいけない病気だから先生にお任せっ
ていうと語弊があるけれど、先生を見てると本当に心が落ち着いて
頼りがいがあるなあと思う。信頼できる先生に会えた事を嬉しく思う。


次の診察は2ヶ月後。その時、血液検査とCTをとる予定です。
posted by ハミングバード at 11:27| Comment(14) | TrackBack(0) | 乳がんのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カルテに汚点?2

私の左わき腹、まだタポンとしています。
タポンとしたり戻ったり、自分の体におちょくられている
としか思えません・・。

そこでしつこくリハビリ科の先生2人にも訴えてみました。

結果・・・

「ナンだろうね、これ」

「左だけ腹筋が弱ったのかなあ?!ごめん、これ無理矢理
考えるとそうかなってだけだから信憑性ないよ」

と分からないご様子。リンパ液が溜まってるわけでもなく
むくんでいるわけでもない。


んまあ〜どうしたのかしらマイボディー。
しっかりしてよマイボディー。

ちなみに今回、カルテに記載すらされてません。
posted by ハミングバード at 10:18| Comment(4) | TrackBack(0) | 乳がんのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月13日

カルテに汚点?

左わき腹が昨晩からタポンと腫れてます・・・。

間違いありません。左側のウエストが完全に消失してます。

昨晩はがんセンターに救急で電話。「乳腺外科ですか・・
今日の当直は神経外科の先生で・・」ブツッ、ツーツー。
突然電話が切れた、切れよったーー。
本当に使えない。まあ、確かに夜で人がいない時にバンバン
電話かけてこられても困るんだろうけど、前から対応が悪す
ぎる。せめて迷惑そうに話すのはやめてほしい。不安だから
電話をしてるのであって病院や看護士さんを困らせたいわけ
じゃないんだけどな。

仕方がないのでかけ直す。電波が悪くて切れてしまったとの
ことですが・・携帯電話ででもやり取りをしているの?

当直の先生の専門を聞かされてもこっちはどうしようもない
んだよね。あなたの専門の医師じゃないから諦めろというの
か。もういいよ。痛いわけではないから明日の朝かけなおし
ます。

というわけで、本日夕方から診察を受ける。
わき腹をタポン、タポンと触診。そして先生が一言・・・


「大丈夫よ。それにそんなに腫れてるかなあ?」

ま、またか。まただよ。腕の時と一緒だよ。そこで珍しく抵抗する私。

「せっ先生!明らかに右と違ってます!」

「???ま、確かにそうだけど、そうでもないよ。」

「だ、だって。こんな風になったことないです!」

「んんーーーー。だって私これ治してあげられないもの」

「☆△◇×!★□?!」

先生はこの腫れが癌性のものや薬の副作用ではないから安心
せよと説明しているのに私は安心するどころかワアワア言って
て、完全に診察の趣旨がすれ違っているのでした。

「大丈夫です!」

と釘をさされ、しょんぼりと診察室を出る私。わき腹をさすりながら
エスカレーターにのってたら音もなく後ろから先生がやってきて「そ
んなに心配しなくて大丈夫よ」ニコリ☆キラリンとさわやかに微笑ま
れたので救急の受付の事も消失したウエストも、全てが帳消しにな
りました。

そしてカルテには「腹部の皮下脂肪に左右差あり」とだけ書かれた
のでした。
posted by ハミングバード at 20:48| Comment(4) | TrackBack(0) | 乳がんのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月08日

先生に質問

今度の11日に診察があるので、先生に質問したいことを
まとめた。無駄な質問がないように自分でも本やらネット
で調べたから久々に頭を使って疲れたよ。まとめてみたけど
まとまってない気がする。しかも11日は診察だけで、最後の
抗がん剤治療は自分の予定が立て込んだこともあって25日
に延ばしてもらった。
だから11日は質問オンリーの日になったわけだ。「質問は25
日じゃダメですか」と困惑気味の看護士さんに電話でお願いし
てそういう日にしてもらったというのにうまく話せる自信がない。
笑わせるのは得意だが真面目な話となると緊張するな〜。

まあ、もういいや。うまく話せなくてもなんとか伝われば。

どうして質問の日をわざわざ作ってもらったかというとこの間の
診察の時はばたばたしていてそんな雰囲気じゃなかったのが
不安だったから。(私も浮かれていたのが悪いんだけど)
最後の治療の日もばたばたしていたのでは3ヶ月後に来てください
って言われたって正直、不安でしょうがないし、私は今後、無治療
となるかなんらかの治療法を選択すべきか迷っているので、その
辺りも聞いてこようかなと思っている。

今夜はよく眠れそう。。。


それにしてもさっき外貨投資のセールスの電話があって、早く
切りたいがために「ばんごはんの支度をしているので」と言おう
として「夜の支度がありますから・・」と言ってしまいセールスマン
に「え?夜の支度ですか?それはお風呂とか布団をひくとか?」
とかなり突っ込んだ質問をされ困った。嫌な感じもした。そんなに
根掘り葉掘り聞かないでほしいよ。




posted by ハミングバード at 20:16| Comment(4) | TrackBack(0) | 乳がんのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月16日

私の必需品♪

私たちの体には血液の流れのほかにリンパ液の流れが
ある。これはリンパ管というものを通して全身を循環して
いるのだがその中にリンパ節といって侵入してきたばい菌
から体を守る役割をしているところがある。

私は左の腋の下のリンパ節にもがんが転移していたので
リンパ節を取った。よってリンパ液の流れが悪い状態になっ
ている。リンパ液が滞ると腋の下から腕にかけてむくみが
出る。この状態をリンパ浮腫といい部分的にむくむため片
腕だけ太くなってしまう。リンパ浮腫は一度なると治すのが
困難になってしまうし、浮腫のある状態ではばい菌に弱く
傷が悪化しやすくなるので予防が大切になる。

予防法

@腕を酷使しない、また一定の姿勢をとり続けない。

Aばい菌を体に入れないよう気をつける。小さな怪我で
もまず消毒。虫刺されに注意し、もし刺されても掻いた
りせずに薬をつける。土いじりは手袋をして行う。

B体力の低下によって発症する場合があるので過労は避ける。

C手術した方の腕で重い荷物を長時間持たない。ゴムバンド、
時計などで腕を締め付けない。

D手術した方の腕で注射、血圧測定はなるべく避ける。
採血はかまわない。(私は採血も避けている)

E寝るときはリンパ液の流れをよくするため手術側の腕を心臓
より高くあげる。

F脂肪がリンパ管を圧迫しリンパ液の流れを阻害するため
肥満に注意する。

G過度の日焼けを避ける。

と、いうわけでAを守るためにこんなのを用意夏の必需品1.jpg

♪ポケムヒ これで虫にさされても安心!しかもこれ小さくてかわいい。
♪マキロン 小さな怪我もこれで消毒。
♪キズぴったりカバージェル(メンソレータム) セメダインみたいに
キズにぴったり張り付いてお風呂、水仕事が楽。絆創膏のように水に
濡れて気持ち悪いということがない。(大きな傷にはむかない)
♪絆創膏 やっぱりあると安心。

Eのためにイモムシの形の枕を腕の下にして寝ている。
朝にはあらぬところにふっとんでいる。

それとホットフラッシュ対策扇子を買った。ホットフラッシュはアレ
だけど、扇子はかなり気に入って満足。
おうち用とお出かけ用を用意してみた。

posted by ハミングバード at 06:40| Comment(6) | TrackBack(0) | 乳がんのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月28日

昨日の失敗

昨日は一日、家の中で過ごした、家猫の日である。
そんな日はかなりラフな格好をしている。昨日だ
って部屋着のワンピースの上にスモッグのエプロ
ンをかぶってゆるゆるのズボンでいたのだ。そこ
へ「ピンポーン」とチャイムの音。「○○で〜す。」
と班長さんが区費に集金にやってきた。
「はーい。」と玄関のドアを開け、雑談を交えつつ
区費を渡す。あら、あらら・・・?若いママさん班長
の熱い視線が何故か私の胸元に。

しまったーーーー!!!今日はノーブラだったーー!
明らかに左がへこんでるもんなあ。そりゃあ、見るわ。
でも心優しい班長さんは何事もなかったように帰って
いった。まあ、そこでツッコミ入れられる人もなかなか
いないと思うが。

ううむ、油断大敵。細かいことはあまり気にしない私
でもさすがに冷や汗が出た。これから薄着になってま
すます体のラインが出てしまうし、気をつけねばなる
まい。再建もしばらくしないように言われているので
下着との付き合いが長くなるはずだ。
実はまだリマンマのブラを買っていなくて胸帯にパッ
トを入れてごまかしている。その胸帯も放射線治療の
マーカーがついてしまって汚れてしまった。早く買わ
ないとな、と考えていたところだった。

「素敵なブラが手に入りますように。」
片翼の天使のお願い、神様きいてくれるかな。
posted by ハミングバード at 13:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 乳がんのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月14日

患者の無知に愛の鞭を

誰だって最初は無知だ。私だって例外ではない。ことに
病気に関しての私のダメぶりったらない。
中学生の時だった、学校で受けた心電図の検査。「計器が
ついてくすぐったいけど動かないでね」と言われたのにく
すぐったくて「クスリ」と笑ったその瞬間ビリビリッ、バシー
ン!と感電した。足がドンと跳ね上がったんだよ。
「動くなと言ったろうが〜」と怒号が飛んできた。以来心電
図の検査には本気で怯える。
高校生の時だった、学校で受けた胸のレントゲンで機械
の前にただ立つだけでいいのに、何故か機械に背中を向けて
立ち、登らなくていい台の上に上がって取っ手をつかみムサ
サビか磔刑のキリストのようなポーズで技師を待った。技師
に胸が丸見えだ。「君は何をしているんだね?」と冷たく聞か
れ自分が間違っていることに気づいた。後から誰に聞いても
そんなことはしなかったと言う・・・真に孤独だ。

何を勘違いしているのか、この手の話には事欠かない。しか
も自分でするだけではなく、病院側がとんでもないヘマをし
でかしてくれることだってあるんだ!
昔、下血をした時に大腸検査を受けることになって肛門から
バリウムを入れるその時に看護師さんは乙女の大事な部分に
バリウムの管を入れてきた。当時花も恥らう17歳。か細い声
で「そこ、違います・・」と訴えた。普通間違うかなあ?あやう
くバリウムで大惨事になるところだったよ。

これらの経験が私の病院嫌いに拍車をかけたといっても過言
ではない。

そんな私ががんになったからと言ってスマートに診察を受け
られるはずがない。無知蒙昧な質問を知らないうちにぶつけ
ている。それにもめげず真面目に答えてくれる先生たち。鞭
どころか飴をもらっている気分だ。先生は患者の無知には寛
大なんだね。知らなかったよ。でもこちらが弱気なことを言う
と、とたんに鞭をふるう。正に飴と鞭。先生、わたしいつか賢い
ライオンになるよ。待っててね。
posted by ハミングバード at 11:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 乳がんのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月08日

医療費控除

医療費控除が受けられない!

医療費控除とは1年間に支払った医療費をその年の所得から
差し引いて所得税額を計算する制度。税務上の所得が減る分
支払った税金が戻ってくるってことかしら?まあ、とにかく
申請すればお金が戻ってくる嬉しい制度。なのに、なのに。
医療費控除が受けられなかった。

控除額の計算の始めに

支払った医療費−保険金などで補填される金額

とある。受け取った保険金等が支払いをうんと超えていると
申請の意味がないそうです。・・・私は超えていた。
だって、一括でドローっとおりてきたんだもの。でも多分
一生分のがん治療を賄えるほどの金額ではないと思うんだ
けどな。

ま、いっか。
四の五の言ってもしょうがない。保険金でかなり助かってるし。
ちなみにニッセイさんです。来年は申請するぞ〜。

申請は2月16日から3月15日まで。皆様お忘れなきよう。
ごきげんよう。

追伸
分からないことは税務署に問い合わせるのが一番ですよお。
posted by ハミングバード at 17:13| Comment(6) | TrackBack(0) | 乳がんのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月04日

病院選び

乳癌発覚まで2ヶ月かかった。

「胸の診察は乳腺外科へ」でも書いたが、どうも病院選び
のセンスに欠けるハミングバード。

産婦人科→外科→乳腺外科→がんセンター(乳腺外科)

7月の頭から4件の病院を回った。長い暑い2ヶ月だった。
カミュの『異邦人』ばりの理不尽さと焦燥感を感じた。
2ヶ月も病院を彷徨ったのでは気力も体力も尽きてしまう。
まあ、その彷徨があったから今の病院と主治医の先生との
出会いがあったとも言えるけれど・・。

外科まではいいよ、自分のセンスの無さをせめられてもい
いよ。でも、でも!なんで3番目の乳腺外科で分からなか
ったのか。それにはわけがありました。

@医師と患者の乳癌ではないという思い込み
A医師の経験のなさ(炎症性乳癌は稀で、知ってはいても
            実際に見ていない、もしくは治療し
            たことがない)
B検査機器の精度(3番目の病院での検査結果を今の病院
           で見てもらいましたが、写り方が鮮明
           ではなく、これでがんと診断するのは
           難しいと言っていました。)

Aについては先生ははっきりと「あなたの胸にしこりがない
からがんじゃないよ」と言っていた。乳癌はしこりで発見神話
は医師の中にも厳然と存在するのだ。そして、私も母親ががん
じゃないかとさんざん心配していたにもかかわらず先生の言葉
を鵜呑みにしてがんを疑ってくださいと食い下がらなかったし
がんの知識もなかった。

その先生は正直に自分には診断できないからと今の病院を
紹介してくれて、かなり強引に予約を入れてくれた。
周りでは、誤診だ見落としだといってくれる人もいるけれど
気さくないい先生でどうも責める気になれない。しかも責め
ても意味が無いと思う。恨み節では病気は治らない。そして
たとえ先生でも分からないことがあるのだ。
一方、選ぶ病院、出会う先生によって人生が変わってしまう
のも事実だ。だから決して人任せにしてはいけない。

自分の体は自分で守る。
疑問を感じたら自分で調べる、行動する。
自分の考えを持つ、それを伝える。

これができればあなたはセンスのある患者さんになれる。
まあ、私はちょっとこういうの苦手だけど、それなりに
がんばってます。
         
posted by ハミングバード at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 乳がんのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月24日

胸の診察は乳腺外科へ

おっぱいの事って誰に訊けばいいのかなあ。

それは、乳腺外科です。

または乳腺外来、専門クリニックへ。

私は自分の胸が腫れた時、思いっきりよく産婦人科に行ってしまった。
ネットでおっぱいの事を調べて乳がんのHPに行き当たって、そこで
乳腺外科がいいよって書いてあるのを見たのにこの体たらく。

乳腺外科は大きな病院にあって、大きな病院は混んでるから嫌だったと
いうのと、自分はがんじゃないっていう思い込みがあった。
だけど、私の住んでいるところでは産婦人科で乳がんの検診をやって
いるんだよ。詳しく知っていると思うじゃないか〜。

調度、市から乳がん・子宮がん検診のはがきが来ていたので、ついでに
検診もしてもらおうと個人経営の産婦人科に赴いた。乳腺炎だろうとい
う事になり、5日間抗生物質を服用。一向によくならずにまた行った。
そこで言われたこと

「乳房は普通、外科で見てもらうものなんだよ。外科に行ってください。
あと検診だけど胸が腫れすぎていてしこりに触れないから、腫れがひい
たら検診をうけてごらんよ。」

すでに、胸全体がシコリだったわけですが・・。

乳がんに抗生物質。効くわけがないのです。
昔、映画で胃がんなのを知らずに胃薬飲んでた映画監督の話があった。
なんか、似てるなあ。まさか、そうだなんて思わなかったよね、監督。

次の外科でも、次の乳腺外科でも分からずとうとうがんセンターの
乳腺外科に行くことになったわけだけど、産婦人科と外科で1ヶ月を
費やしてしまった。最初から乳腺外科に行っていれば1ヶ月は早く診
断がついたということになる。

急がば回れ、急がば回れ。
ちょっと遠くても、すごく混んでいても、乳腺外科に行こう!
大切な自分の体だから。
posted by ハミングバード at 18:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 乳がんのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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